娘の初めての心療内科受診&発達障害の検査の流れです。
前回の続きです。
スポンサーリンク
初診
- 事前カウンセリングから1週間後
- 本人と親
- 医師との面談
- 約1時間
最初の電話予約から、3ヶ月半!
ようやくの「初診」。
長かった…。
主治医から挨拶。
若い男性だ。
最初は、先生と親子揃って雑談。
先生は、娘に、好きな遊びのこと、きょうだいのこと、習い事のこと、好きな科目・嫌いな科目など、質問を投げかける。
娘は、親も同室にいて最初から一人で対応しなくて良いことに安心したのか、緊張も解けて、テンションは低めだけれど、普通に会話していた。
一段落ついたところで、先生から言われて、親は退室。
20分程して、娘が診察室から出てきた。
(診察室と言っても、戸棚とパソコンとおしゃれなデスクのあるオフィスのような小部屋)
最後は、娘と入れ替わりで、親のみの面談。
先生の話
- 二人きりで話しても、しっかりと受け答えできていた点と、ご両親との関係も適切で安心感も持っているので、孤独感を抱えている印象はない。
- 家庭で困っていることはないか?
- 「死」に関する発言や創作について、それ以前に身近な人が亡くなる・テレビで死に関することを観たなど、何かきっかけがあったか?
- 自分のことばかり話す、会話が明らかにズレるなどの違和感は?
- 偏食はないか、三角食べはできるか?
- 急な予定の変更に対応できるか?
- 同時に3つのことが出来るか?
- 洋服のタグなどを嫌がるか?
- 音に対して敏感か?
- 見たことや色などよく覚えている?
- ご両親が本などを読まれて、「当てはまりそう」と感じた障害などあるか?
最後の質問に対し、
日常生活で困る場面は無く、「授業中の教室に入ることができない」ということだけが困難で、本人も悩んでいて、授業中は別室で暗い顔をしている…
「適応障害?」
と答えた。
すると、先生は、
適当障害は、ある事柄に対して適応できずパニック状態になったり、うつのような状態になるのだけど、娘さんはそこまで酷くないので、少し違うと思う。「特性」はあるのかもしれないけど、「障害」ではないと思う。
この謳い文句、スクールカウンセラーも同じことを言っている。
1年生の頃から。
その他に、
- 長い言葉で言われると頭に入りにくいかもしれないので、指示などは、視覚的に見せてあげた方が理解しやすいかも
- 「この後」「何が」「どのように」など、本人にとって見通しが立っている方が安心しやすいかも
こちらからは、
- 検査の結果に合わせて、今後意識した方がよいこと(接し方や学校での支援の方法)など教えてほしい。
- 全く未知の世界なので、治療?というか何が出来るのか?色々教えてください。
と締めくくり、初診終了。
この後は、検査2回、面談1回を経て、3ヶ月後に検査結果が出る。
帰りに、
- 子どもの強さと困難さアンケート(SDQ)
- 子どもの行動チェックリスト(CBCL/4-18)「親用」
上の書類をもらい、記入の上、次回に提出するよう言われた。
さらに、アンケートは全く同じものと、「教師用」になったチェックリストも渡され、学校で書いてもらって同封の返信用封筒で学校から直接病院へ送ってほしいとのことだった。
帰り道
娘に、先生と二人きりの時に何を話したのか尋ねてみたら、「色々話したけど、別にいいじゃーん」と言い、何も教えてくれなかった。
(ただ単に、覚えていないだけかも)
でも、「病院に行って、よかった」と言って、朗らかな表情を見せた。
すごく嬉しかった。
続き↓
-
子どもの心療内科・精神科受診の流れ(3:検査1回目)
小学2年生の娘の発達障害の検査について。 前回の続きです。 目次 検査1回目検査内容 検査1回目 初 ...