小学2年生の娘の発達障害の検査について。
前回の続きです。
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検査1回目
- 初診より1ヶ月後
- 本人のみ
- 臨床心理士が実施
- 約1時間
初診から1ヶ月後。
この間に、娘の登校事情に変化が。
他学年のサポートの先生が関わってくれる時間が増え、安心感が生まれたのか、母の学校待機時間が減った。
本人の様子を見ながら、可能な範囲で歯医者や買い物など、わざと用事を作り、学校から離れる時間を徐々に増やしていった。
少しずつ良い感じになってきた。
動く時には凄まじく動きだすのが不登校の面白いところで、周囲がいくら動かそうとしても全く変わらない時は何も変わらないし(むしろ後退しちゃったり)、本人に元気・やる気・自信?などが回復した時には、すんなり動き出す。
1年生の回復期も、そんな感じだった。
検査内容
- 絵を見て間違っている箇所を指摘
- 「サリーとアン課題」
- 筆記問題
- その他
娘から聞いただけなので、あやふや。
間違っているところを指摘というのは、
【子どもが部屋の中や外で遊んでいる絵の「変なところ」を見つける】
例えば、晴れているのに傘をさして歩いている男の子。
変だと思う理由も述べるらしい。
「サリーとアン課題」というのは、
娘から内容を聞いて、後で調べて知った名前。
部屋の中には、赤い箱と青い箱、二人のおやつのビスケットがあります。
サリーはおやつのビスケットを、赤い箱に入れて、トイレに行きました。
それを見ていたアンは、サリーがいない間に、赤い箱からビスケットを出して、青い箱に入れました。
トイレから戻ってきたサリーは、どちらの箱からビスケットを取り出すでしょうか?
↑だいたい、こんな感じのことを言っていた。
娘は、女の子の名前を憶えていなかったので、一般的なサリ―とアンで充てました。
隠すものはボールだったりパンだったり色々あるみたい。
この場合、「アンがビスケットを移動させた場面」を見ていないサリーは、当然、ビスケットは自分が入れた「赤い箱」にあると思っている。
質問には「赤い箱」と答えるのが正解だけど、他人の立場になって考えることが苦手な人は、サリー目線で考えることが出来ず、自分が知った事実から「青い箱」と答えてしまうようだ。
娘は、問いには迷いなく答え、正解していたが、
「何で箱に隠すんだろうね」
「おやつを独り占めしたかったのかな」
「箱に入れて、叩いて増えるんだったらいいけどさ~」
(ポケットのビスケットが増える童謡のこと?)
と、話しの続きが気になるようだった。
筆記検査は、同じ図形を選ぶなどしたらしく、おそらく知能検査系。
検査はその他にもあったようだけど、それ以上聞き出すことができなかった。